眠れない夜に(8/20)
【8月20日】
今日のことは絶対に忘れたくないから、TDはここに書き残しておく。
終電を逃したわたしに、淳さんが泊まっていくよう勧めてくれました。
触れ合う肌のぬくもりに、頭の中が真っ白になっていくようでした。
「そんなに締めつけたら…」
背中のホックがぷつりと外れ、締めつけから解放された胸が彼の目の前にこぼれ出ました。
彼のシャツのボタンにわたしからも手を伸ばし、二人分の衣擦れの音が重なりました。
一枚ずつ脱がされていくうちに、隠すものが何もなくなって、心まで裸にされた気がしました。
指の動きが速くなるたび、TDの腰は勝手に浮き上がってしまいました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、TDは腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
指を二本挿し入れられ、中を掻き回されるたびに、ぐちゅぐちゅと濡れた音が大きくなっていきました。
(んっ)
「そんなに…されたら…おかしくなる…」
「そんなに締めつけたら…」
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感にTDは理性を失いかけました。
たっぷりと濡れたそこを指で広げられ、視線を感じるだけで達してしまいそうでした。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いてTDは顔を覆いました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
(とろとろ、びくびく)
「そんなに…されたら…おかしくなる…」
「もっと激しくして」と口走ったTDに応えるように、律動が一段と速くなりました。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、TDは目の前がちかちかしました。
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
何度目かの絶頂でTDの中が強く締まり、淳さんも低く呻いて動きを速めました。
(びくびく)
「あぁっ…そこ、だめぇ…」
「そのまま、感じて」
ずんずんと奥を突き上げられるたび、繋がった場所からぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴りました。
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、TDは喘ぎ続けるしかありませんでした。
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感でTDは涙目になっていました。
根元まで一気に貫かれた瞬間、TDは声にならない悲鳴を上げて淳さんの背中に爪を立てました。
ゆっくり引き抜かれてはまた奥まで沈められ、その緩急にTDは翻弄され続けました。
(びくっ)
「お願い…止まらないで…」
頭が真っ白になるほどの絶頂に、わたしはしばらく声も出せませんでした。「お願い…止まらないで…」
……もう一度こんな夜が来るのかな。とりあえず今夜はこれで終わり。おやすみ。