堕ちる音
年末の慌ただしい時期のことだった。美咲は、抗えない何かに引き寄せられていた。
出張先のホテルで、たまたま隣の部屋だった圭くんさんと意気投合してしまいました。
終電を逃した私に、圭くんさんが泊まっていくよう勧めてくれました。他愛のない話をしているうちに、二人の距離は少しずつ縮まっていきました。
アルコールのせいにして、私は少しだけ大胆になっていました。
手を引かれるまま、私は少し高級なシティホテルの一室のドアをくぐっていました。髪をやさしく撫でられただけで、体の力が抜けていきました。
汗ばんだ肌が重なり合って、時間の感覚さえ溶けていくようでした。
深く舌を絡めるキスに、膝から力が抜けていきました。
「素直だね」
生まれたままの姿にされて、私は思わず胸と脚を手で隠しました。
濡れて張り付いた下着を、じれったいほどゆっくりと脱がされました。
一枚ずつ脱がされていくうちに、隠すものが何もなくなって、心まで裸にされた気がしました。
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、美咲は腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
圭くんさんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
指の動きが速くなるたび、美咲の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いて美咲は顔を覆いました。
「奥まで…来て…」
「そのまま、感じて」
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、美咲は背中を弓なりに反らせました。
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、美咲は消えたくなりました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に美咲は理性を失いかけました。
(きゅうっ、はぁっ)
「あぁっ…そこ、だめぇ…」
「もっと激しくして」と口走った美咲に応えるように、律動が一段と速くなりました。
何度目かの絶頂で美咲の中が強く締まり、圭くんさんも低く呻いて動きを速めました。
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
(ぬるり)
「や…声、我慢できない…」
「もっと乱れていいよ」
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、美咲は喘ぎ続けるしかありませんでした。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、美咲は爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、美咲はもう自分の声を抑えることもできませんでした。
圭くんさんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚に美咲は息を詰めました。
(ぬぷっ)
「あっ…イッちゃう…」
何度も名前を呼び合って、二人の境目が分からなくなるほどでした。「や…声、我慢できない…」
少し休んだあと、今度は私のほうから跨がっていました。
たっぷりと濡れたそこを指で広げられ、視線を感じるだけで達してしまいそうでした。
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、美咲は消えたくなりました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、美咲は自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに美咲は高い声を上げてのけぞりました。
指の動きが速くなるたび、美咲の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
「あぁっ…そこ、だめぇ…」
「美咲の全部が欲しい」
圭くんさんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
圭くんさんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思って美咲は息を詰めました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
指を二本挿し入れられ、中を掻き回されるたびに、ぐちゅぐちゅと濡れた音が大きくなっていきました。
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、美咲は腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
(ずちゅ)
「ん…もっと激しくして…」
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、美咲はシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
何度も体位を変えながら、二人は汗だくになって明け方まで求め合い続けました。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、美咲は目の前がちかちかしました。
(くちゅ、ずくん)
「ん…もっと激しくして…」
「素直だね」
根元まで一気に貫かれた瞬間、美咲は声にならない悲鳴を上げて圭くんさんの背中に爪を立てました。
ゆっくり引き抜かれてはまた奥まで沈められ、その緩急に美咲は翻弄され続けました。
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、美咲はもう自分の声を抑えることもできませんでした。
ずんずんと奥を突き上げられるたび、繋がった場所からぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴りました。
(はぁっ、ちゅっ)
「あっ…イッちゃう…」
頭が真っ白になるほどの絶頂に、私はしばらく声も出せませんでした。「だめ…そこ、弱いの…」
夜が明けても、二人を包んだ熱はまだ冷めやらなかった。こんな体験を人に話す日が来るとは思いませんでした。読んでくれてありがとう。