隆くんさんへの、言えない気持ち
誰にも言えないので、匿名で告白させてください。楓、40代前半です。
これは40代前半の頃、あたしが体験した忘れられない出来事です。
隆くんさんから「少し話せない?」と誘われ、断る理由もありませんでした。グラスを重ねるたびに、頬が熱くなっていくのが自分でも分かりました。
気づけばあたしたちは誰もいなくなったオフィスにいました。背中に手を回されて、もう後戻りできないと悟りました。
抱き寄せられて、彼の胸の鼓動がまっすぐ伝わってきました。
深く舌を絡めるキスに、膝から力が抜けていきました。
「素直だね」
背中のホックがぷつりと外れ、締めつけから解放された胸が彼の目の前にこぼれ出ました。
彼のシャツのボタンにあたしからも手を伸ばし、二人分の衣擦れの音が重なりました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
焦らしと快感を繰り返され、楓はもう何度も軽く達してしまっていました。
たっぷりと濡れたそこを指で広げられ、視線を感じるだけで達してしまいそうでした。
「はぁ…もっと…」
「今日は離さないから」
隆くんさんの舌が脚の間に潜り込み、じゅるっと音を立てて吸い上げられて、頭が真っ白になりました。
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、楓は腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
指の動きが速くなるたび、楓の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
(とくん)
「はぁ…もっと…」
隆くんさんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚に楓は息を詰めました。
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
限界を訴える隆くんさんに、楓は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
「あっ…イッちゃう…」
「そんなに締めつけたら…」
ずんずんと奥を突き上げられるたび、繋がった場所からぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴りました。
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いて楓はぶるっと震えました。
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、楓はもう自分の声を抑えることもできませんでした。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、楓は目の前がちかちかしました。
(ぬるり、ぬちゅ)
「んっ…あぁ…」
達した直後の敏感な体を、それでも彼は離してくれませんでした。「そんなに…されたら…おかしくなる…」
書いてしまえば楽になれると思ったのに、まだ胸がざわついたままです。ありふれた話かもしれませんが、あたしには特別な夜でした。