秘密の日記・HSさんのこと
【8月4日】
今日のことは絶対に忘れたくないから、楓はここに書き残しておく。
仕事終わり、HSさんに「送っていくよ」と言われて車に乗り込みました。
焦らすような手つきに、あたしは思わず声を漏らしてしまいました。
やさしく、でも確かな手つきに、あたしはただ身を委ねていました。
一枚ずつ脱がされていくうちに、隠すものが何もなくなって、心まで裸にされた気がしました。
濡れて張り付いた下着を、じれったいほどゆっくりと脱がされました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に楓は理性を失いかけました。
HSさんの舌が脚の間に潜り込み、じゅるっと音を立てて吸い上げられて、頭が真っ白になりました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
(きゅうっ)
「だめ…そこ、弱いの…」
「もっと聞かせて」
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、楓は腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
指を二本挿し入れられ、中を掻き回されるたびに、ぐちゅぐちゅと濡れた音が大きくなっていきました。
HSさんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
「だめ…そこ、弱いの…」
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いて楓はぶるっと震えました。
HSさんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚に楓は息を詰めました。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、楓は爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
根元まで一気に貫かれた瞬間、楓は声にならない悲鳴を上げてHSさんの背中に爪を立てました。
「はぁ…もっと…」
「もっと乱れていいよ」
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感で楓は涙目になっていました。
ずんずんと奥を突き上げられるたび、繋がった場所からぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴りました。
「もっと激しくして」と口走った楓に応えるように、律動が一段と速くなりました。
限界を訴えるHSさんに、楓は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
(ちゅっ、ぴちゃ)
「HSさん…気持ちいい…」
限界が近づいて、あたしは彼にしがみついたまま、一気に高みへと押し上げられました。「んっ…あぁ…」
……もう一度こんな夜が来るのかな。とりあえず今夜はこれで終わり。おやすみ。