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桜が散り始めた春の夜の背徳

その夜、涼子は細身だけど意外と筋肉質な淳…の腕の中にいた。

私にも淳…さんにもパートナーがいる、いわゆるダブル不倫でした。

その日、淳…さんとたまたま二人きりになる時間ができたんです。「今日は帰りたくないな」——そんな言葉が、どちらからともなくこぼれました。
見つめてくる視線に、下着の中がもう疼き始めていました。

気づけば私たちは夜景の見える高層階の部屋にいました。薄暗い部屋で、お互いの息づかいだけがやけに大きく響きました。
ドアが閉まった瞬間、空気が変わったのを肌で感じました。

唇を割って入ってきた舌に、私は夢中で応えていました。

「明かり、消して」と頼んでも、彼は「全部見たい」と譲ってくれませんでした。
背中のホックがぷつりと外れ、締めつけから解放された胸が彼の目の前にこぼれ出ました。
スカートのファスナーが下ろされる音が、静かな部屋にやけに大きく響きました。

たっぷりと濡れたそこを指で広げられ、視線を感じるだけで達してしまいそうでした。
淳…さんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思って涼子は息を詰めました。
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、涼子は消えたくなりました。
淳…さんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
「はぁ…もっと…」

「そんなに締めつけたら…」
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに涼子は高い声を上げてのけぞりました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に涼子は理性を失いかけました。
焦らしと快感を繰り返され、涼子はもう何度も軽く達してしまっていました。
指の動きが速くなるたび、涼子の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
「もう…焦らさないで…」

パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、涼子はもう自分の声を抑えることもできませんでした。
「もっと激しくして」と口走った涼子に応えるように、律動が一段と速くなりました。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、涼子は目の前がちかちかしました。
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、涼子はシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
何度目かの絶頂で涼子の中が強く締まり、淳…さんも低く呻いて動きを速めました。
「ん…もっと激しくして…」
「今日は離さないから」

汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
ゆっくり引き抜かれてはまた奥まで沈められ、その緩急に涼子は翻弄され続けました。
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、涼子は喘ぎ続けるしかありませんでした。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、涼子は爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
限界を訴える淳…さんに、涼子は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
ずんずんと奥を突き上げられるたび、繋がった場所からぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴りました。
「奥まで…来て…」

達した直後の敏感な体を、それでも彼は離してくれませんでした。「はぁ…頭、とけちゃう…」

夜が明けても、二人を包んだ熱はまだ冷めやらなかった。また同じような夜が来るのかは分かりません。でも、それでいいと思っています。

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