眠れない(浩之さんのこと)
この垢消すかもだけど書く。
わたしにも浩之さんにもパートナーがいる、いわゆるダブル不倫でした。
浩之さんから「少し話せない?」と誘われ、断る理由もありませんでした。
首筋を吸われて、ちりっとした痛みすら甘く感じました。
深く舌を絡めるキスに、膝から力が抜けていきました。
「K子の全部が欲しい」
「隠さないで」と手をどけられ、全部を見られる恥ずかしさに体が火照りました。
濡れて張り付いた下着を、じれったいほどゆっくりと脱がされました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、K子は自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
(ぬちゅ)
「お願い…止まらないで…」
「今日は離さないから」
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、K子は腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
指を二本挿し入れられ、中を掻き回されるたびに、ぐちゅぐちゅと濡れた音が大きくなっていきました。
(ぎゅっ、こくり)
「お願い…止まらないで…」
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、K子はシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、K子は目の前がちかちかしました。
「はぁ…頭、とけちゃう…」
「もう一回、いける?」
ずんずんと奥を突き上げられるたび、繋がった場所からぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴りました。
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、K子は喘ぎ続けるしかありませんでした。
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いてK子はぶるっと震えました。
(ちゅっ、きゅうっ)
「奥まで…来て…」
気持ちよさと後ろめたさが混ざり合って、涙が滲むほどでした。
「ん…もっと激しくして…」
「まだ足りない」と耳元で囁かれ、わたしの体はもう一度火を灯されました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、K子は背中を弓なりに反らせました。
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、K子は腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
指の動きが速くなるたび、K子の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
(こくり)
「見ないで…恥ずかしい…」
「そのまま、感じて」
浩之さんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思ってK子は息を詰めました。
浩之さんの舌が脚の間に潜り込み、じゅるっと音を立てて吸い上げられて、頭が真っ白になりました。
たっぷりと濡れたそこを指で広げられ、視線を感じるだけで達してしまいそうでした。
「あっ…イッちゃう…」
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、K子はもう自分の声を抑えることもできませんでした。
(ぎゅっ、じゅる)
「や…声、我慢できない…」
「もう一回、いける?」
限界を訴える浩之さんに、K子は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、K子は爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
「もっと激しくして」と口走ったK子に応えるように、律動が一段と速くなりました。
(ずくん、ふるり)
「お願い…止まらないで…」
窓の外が白み始めるまで、わたしたちは何度も互いを求め合いました。
「はぁ…もっと…」
……明日の自分、ごめん。おやすみ。