詩織(仮)さんへの、言えない気持ち
こんなこと相談する相手もいなくて。美容師をしている洋平といいます。
きっかけは本当に些細なことでした。年末の慌ただしい時期のことです。
仕事終わり、詩織(仮)さんに「送っていくよ」と言われて車に乗り込みました。膝が触れ合ったまま、どちらも離そうとしませんでした。
他愛のない話をしているうちに、二人の距離は少しずつ縮まっていきました。
「もう少しだけ」と言い訳をして、友人の別荘に足を踏み入れました。壁際に追い詰められ、逃げ場のない距離で見つめられました。
唇を割って入ってきた舌に、僕は夢中で応えていました。
「素直だね」
背中のホックがぷつりと外れ、締めつけから解放された胸が彼女の目の前にこぼれ出ました。
彼女の指がブラウスのボタンを一つ、また一つと外していくたび、僕の呼吸は浅くなりました。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに詩織(仮)は高い声を上げてのけぞりました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、詩織(仮)は背中を弓なりに反らせました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
洋平さんの舌が脚の間に潜り込み、じゅるっと音を立てて吸い上げられて、頭が真っ白になりました。
洋平さんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
(くちゅ)
「そんなに…されたら…おかしくなる…」
「もっと聞かせて」
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、詩織(仮)は自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
焦らしと快感を繰り返され、詩織(仮)はもう何度も軽く達してしまっていました。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いて詩織(仮)は顔を覆いました。
洋平さんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思って詩織(仮)は息を詰めました。
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、詩織(仮)は腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
(ぎゅっ)
「そんなに…されたら…おかしくなる…」
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、詩織(仮)は喘ぎ続けるしかありませんでした。
ずんずんと奥を突き上げられるたび、繋がった場所からぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴りました。
何度目かの絶頂で詩織(仮)の中が強く締まり、洋平さんも低く呻いて動きを速めました。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、詩織(仮)は爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
(ぱちゅん)
「見ないで…恥ずかしい…」
「もう一回、いける?」
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
限界を訴える洋平さんに、詩織(仮)は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、詩織(仮)はシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
「もっと激しくして」と口走った詩織(仮)に応えるように、律動が一段と速くなりました。
洋平さんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚に詩織(仮)は息を詰めました。
(こくり)
「あっ…イッちゃう…」
二人ほぼ同時に上りつめて、しばらく指先まで痺れが残っていました。「お願い…止まらないで…」
こんな僕を、あなたはどう思いますか。それでも後悔はしていません。はしたない話ですみません。でも、書けてよかったです。