#秘密の夜
……寝れない。ちょっとだけ吐き出させて。
マッチングアプリで会ったその日に、こうなるなんて思ってもいませんでした。
仕事終わり、YBさんに「送っていくよ」と言われて車に乗り込みました。
耳元でそっと名前を呼ばれるたび、体がびくりと反応してしまいました。
「もっと聞かせて」
生まれたままの姿にされて、わたしは思わず胸と脚を手で隠しました。
「隠さないで」と手をどけられ、全部を見られる恥ずかしさに体が火照りました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に詩織は理性を失いかけました。
YBさんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
「だめ…そこ、弱いの…」
「かわいいよ、詩織」
指の動きが速くなるたび、詩織の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、詩織は背中を弓なりに反らせました。
(ぞくぞく、びくびく)
「んっ…あぁ…」
YBさんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚に詩織は息を詰めました。
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感で詩織は涙目になっていました。
(びくびく、とくん)
「はぁ…もっと…」
「かわいいよ、詩織」
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、詩織は喘ぎ続けるしかありませんでした。
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、詩織はシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
(ぬちゅ)
「YBさん…気持ちいい…」
頭が真っ白になるほどの絶頂に、わたしはしばらく声も出せませんでした。
「だめ…そこ、弱いの…」
……明日の自分、ごめん。おやすみ。