眠れない夜に(2/9)
【2月9日】
今日のことは絶対に忘れたくないから、BBはここに書き残しておく。
雨宿りで入った店で相席になっただけの、名前も知らない相手でした。
きっかけは拓也(仮)さんからの一通のメッセージでした。
焦らすような手つきに、あたしは思わず声を漏らしてしまいました。
やさしく、でも確かな手つきに、あたしはただ身を委ねていました。
「そんなに締めつけたら…」
「明かり、消して」と頼んでも、彼は「全部見たい」と譲ってくれませんでした。
生まれたままの姿にされて、あたしは思わず胸と脚を手で隠しました。
拓也(仮)さんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思ってBBは息を詰めました。
たっぷりと濡れたそこを指で広げられ、視線を感じるだけで達してしまいそうでした。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
(こくり)
「奥まで…来て…」
「すごく濡れてる」
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、BBは消えたくなりました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、BBは自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
拓也(仮)さんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
(ぬぷっ)
「や…声、我慢できない…」
限界を訴える拓也(仮)さんに、BBは「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感でBBは涙目になっていました。
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、BBは喘ぎ続けるしかありませんでした。
「もっと激しくして」と口走ったBBに応えるように、律動が一段と速くなりました。
(じゅる)
「お願い…止まらないで…」
「そんなに締めつけたら…」
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いてBBはぶるっと震えました。
根元まで一気に貫かれた瞬間、BBは声にならない悲鳴を上げて拓也(仮)さんの背中に爪を立てました。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、BBは爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
ゆっくり引き抜かれてはまた奥まで沈められ、その緩急にBBは翻弄され続けました。
何度目かの絶頂でBBの中が強く締まり、拓也(仮)さんも低く呻いて動きを速めました。
「はぁ…頭、とけちゃう…」
頭が真っ白になるほどの絶頂に、あたしはしばらく声も出せませんでした。「奥まで…来て…」
……もう一度こんな夜が来るのかな。とりあえず今夜はこれで終わり。おやすみ。