誰にも言えない汗ばむような初夏の宵のこと
誰にも言えないので、匿名で告白させてください。早紀、20代後半です。
思い出すだけで今も体が熱くなる、そんな夜の話です。
偶然を装って、わたしのほうからCDさんを誘っていました。軽く肩に触れられただけで、体温が一気に上がった気がしました。
手を引かれるまま、わたしは出張先のビジネスホテルのドアをくぐっていました。そっと手を握られて、拒む気持ちなんて最初からなかったと気づきました。
焦らすような手つきに、わたしは思わず声を漏らしてしまいました。
「そのまま、感じて」
下着の縁に指をかけられ、わたしは恥ずかしさに思わず腰を浮かせてしまいました。
「隠さないで」と手をどけられ、全部を見られる恥ずかしさに体が火照りました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、早紀は自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、早紀は消えたくなりました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に早紀は理性を失いかけました。
指を二本挿し入れられ、中を掻き回されるたびに、ぐちゅぐちゅと濡れた音が大きくなっていきました。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに早紀は高い声を上げてのけぞりました。
(びくびく、ぴちゃ)
「お願い…止まらないで…」
「かわいいよ、早紀」
たっぷりと濡れたそこを指で広げられ、視線を感じるだけで達してしまいそうでした。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
焦らしと快感を繰り返され、早紀はもう何度も軽く達してしまっていました。
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、早紀は腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、早紀は背中を弓なりに反らせました。
CDさんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
「ん…もっと激しくして…」
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、早紀はシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、早紀は喘ぎ続けるしかありませんでした。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、早紀は爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
限界を訴えるCDさんに、早紀は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
(じゅる、ぞくぞく)
「奥まで…来て…」
「素直だね」
ずんずんと奥を突き上げられるたび、繋がった場所からぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴りました。
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感で早紀は涙目になっていました。
何度目かの絶頂で早紀の中が強く締まり、CDさんも低く呻いて動きを速めました。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、早紀は目の前がちかちかしました。
「んっ…あぁ…」
窓の外が白み始めるまで、わたしたちは何度も互いを求め合いました。「お願い…止まらないで…」
書いてしまえば楽になれると思ったのに、まだ胸がざわついたままです。ありふれた話かもしれませんが、わたしには特別な夜でした。