堕ちる音
その夜、杏ちゃんはインテリ眼鏡の浩之の腕の中にいた。
別れたはずの元カレと、再会したその夜に。
偶然を装って、わたしのほうから浩之さんを誘っていました。膝が触れ合ったまま、どちらも離そうとしませんでした。
グラスを重ねるたびに、頬が熱くなっていくのが自分でも分かりました。
手を引かれるまま、わたしは夜景の見える高層階の部屋のドアをくぐっていました。髪をやさしく撫でられただけで、体の力が抜けていきました。
唇を割って入ってきた舌に、わたしは夢中で応えていました。
濡れて張り付いた下着を、じれったいほどゆっくりと脱がされました。
彼の指がブラウスのボタンを一つ、また一つと外していくたび、わたしの呼吸は浅くなりました。
スカートのファスナーが下ろされる音が、静かな部屋にやけに大きく響きました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に杏ちゃんは理性を失いかけました。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに杏ちゃんは高い声を上げてのけぞりました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、杏ちゃんは背中を弓なりに反らせました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
浩之さんの舌が脚の間に潜り込み、じゅるっと音を立てて吸い上げられて、頭が真っ白になりました。
「んっ…あぁ…」
「我慢しなくていい」
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いて杏ちゃんは顔を覆いました。
焦らしと快感を繰り返され、杏ちゃんはもう何度も軽く達してしまっていました。
浩之さんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、杏ちゃんは自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
指の動きが速くなるたび、杏ちゃんの腰は勝手に浮き上がってしまいました。
(ぎゅっ)
「浩之さん…気持ちいい…」
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、杏ちゃんは喘ぎ続けるしかありませんでした。
何度目かの絶頂で杏ちゃんの中が強く締まり、浩之さんも低く呻いて動きを速めました。
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感で杏ちゃんは涙目になっていました。
何度も体位を変えながら、二人は汗だくになって明け方まで求め合い続けました。
(ぬるり、びくっ)
「はぁ…もっと…」
「かわいいよ、杏ちゃん」
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、杏ちゃんはシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
ゆっくり引き抜かれてはまた奥まで沈められ、その緩急に杏ちゃんは翻弄され続けました。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、杏ちゃんは目の前がちかちかしました。
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、杏ちゃんはもう自分の声を抑えることもできませんでした。
「もっと激しくして」と口走った杏ちゃんに応えるように、律動が一段と速くなりました。
「そんなに…されたら…おかしくなる…」
頭が真っ白になるほどの絶頂に、わたしはしばらく声も出せませんでした。「もう…焦らさないで…」
何度目かも分からなくなった頃、彼はさらに激しくわたしを求めてきました。
浩之さんの舌が脚の間に潜り込み、じゅるっと音を立てて吸い上げられて、頭が真っ白になりました。
指の動きが速くなるたび、杏ちゃんの腰は勝手に浮き上がってしまいました。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いて杏ちゃんは顔を覆いました。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに杏ちゃんは高い声を上げてのけぞりました。
(びくびく)
「奥まで…来て…」
「我慢しなくていい」
指を二本挿し入れられ、中を掻き回されるたびに、ぐちゅぐちゅと濡れた音が大きくなっていきました。
浩之さんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思って杏ちゃんは息を詰めました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、杏ちゃんは背中を弓なりに反らせました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
「奥まで…来て…」
何度目かの絶頂で杏ちゃんの中が強く締まり、浩之さんも低く呻いて動きを速めました。
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いて杏ちゃんはぶるっと震えました。
浩之さんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚に杏ちゃんは息を詰めました。
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、杏ちゃんはシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
「お願い…止まらないで…」
「そんなに締めつけたら…」
「もっと激しくして」と口走った杏ちゃんに応えるように、律動が一段と速くなりました。
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、杏ちゃんは喘ぎ続けるしかありませんでした。
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感で杏ちゃんは涙目になっていました。
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、杏ちゃんはもう自分の声を抑えることもできませんでした。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、杏ちゃんは目の前がちかちかしました。
(ぬちゅ、ちゅっ)
「お願い…止まらないで…」
波が引いたあとも、わたしの体はまだ小刻みに震え続けていました。「や…声、我慢できない…」
夜が明けても、二人を包んだ熱はまだ冷めやらなかった。また同じような夜が来るのかは分かりません。でも、それでいいと思っています。