堕ちる音
その夜、杏は落ち着いた大人の色気のある篤くんの腕の中にいた。
夜勤明けの疲れた体で、つい篤くんさんの誘いに乗ってしまいました。
篤くんさんの部屋で映画を観るだけ——そのはずでした。会話が途切れた沈黙が、なぜだか妙に甘く感じられました。
見つめてくる視線に、下着の中がもう疼き始めていました。
気づけばわたしたちは深夜のマンションのエレベーターにいました。そっと手を握られて、拒む気持ちなんて最初からなかったと気づきました。
触れ合う肌のぬくもりに、頭の中が真っ白になっていくようでした。
抱き寄せられて、彼の胸の鼓動がまっすぐ伝わってきました。
「すごく濡れてる」
彼の指がブラウスのボタンを一つ、また一つと外していくたび、わたしの呼吸は浅くなりました。
スカートのファスナーが下ろされる音が、静かな部屋にやけに大きく響きました。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに杏は高い声を上げてのけぞりました。
指の動きが速くなるたび、杏の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、杏は消えたくなりました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
(ふるり、ぐちゅ)
「奥まで…来て…」
「すごく濡れてる」
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、杏は背中を弓なりに反らせました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に杏は理性を失いかけました。
焦らしと快感を繰り返され、杏はもう何度も軽く達してしまっていました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、杏は自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
篤くんさんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思って杏は息を詰めました。
(ぱんっ、ぱんっ)
「だめ…そこ、弱いの…」
何度も体位を変えながら、二人は汗だくになって明け方まで求め合い続けました。
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いて杏はぶるっと震えました。
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
(んっ、ずくん)
「んっ…あぁ…」
「もっと乱れていいよ」
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感で杏は涙目になっていました。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、杏は目の前がちかちかしました。
何度目かの絶頂で杏の中が強く締まり、篤くんさんも低く呻いて動きを速めました。
篤くんさんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚に杏は息を詰めました。
(びくびく、じん…)
「奥まで…来て…」
頭が真っ白になるほどの絶頂に、わたしはしばらく声も出せませんでした。「あっ…イッちゃう…」
「まだ足りない」と耳元で囁かれ、わたしの体はもう一度火を灯されました。
指の動きが速くなるたび、杏の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に杏は理性を失いかけました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、杏は自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
焦らしと快感を繰り返され、杏はもう何度も軽く達してしまっていました。
(ぬちゅ)
「篤くんさん…気持ちいい…」
「もっと乱れていいよ」
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに杏は高い声を上げてのけぞりました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、杏は背中を弓なりに反らせました。
指を二本挿し入れられ、中を掻き回されるたびに、ぐちゅぐちゅと濡れた音が大きくなっていきました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いて杏は顔を覆いました。
(こくり)
「もう…焦らさないで…」
根元まで一気に貫かれた瞬間、杏は声にならない悲鳴を上げて篤くんさんの背中に爪を立てました。
「もっと激しくして」と口走った杏に応えるように、律動が一段と速くなりました。
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、杏は喘ぎ続けるしかありませんでした。
限界を訴える篤くんさんに、杏は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
(ずちゅ)
「ん…もっと激しくして…」
「そんなに締めつけたら…」
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、杏はもう自分の声を抑えることもできませんでした。
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いて杏はぶるっと震えました。
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感で杏は涙目になっていました。
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、杏はシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
ゆっくり引き抜かれてはまた奥まで沈められ、その緩急に杏は翻弄され続けました。
(くちゅ)
「もう…焦らさないで…」
限界が近づいて、わたしは彼にしがみついたまま、一気に高みへと押し上げられました。「見ないで…恥ずかしい…」
夜が明けても、二人を包んだ熱はまだ冷めやらなかった。こんな体験を人に話す日が来るとは思いませんでした。読んでくれてありがとう。