大樹さんと。
菜々子ちゃん。アラサー、歯科衛生士。相手は大樹さん。
実は大樹さんには付き合っている人がいました。いけないと分かっていながら、止められなかったんです。
偶然を装って、私のほうから大樹さんを誘っていました。
やさしく、でも確かな手つきに、私はただ身を委ねていました。
一枚ずつ脱がされていくうちに、隠すものが何もなくなって、心まで裸にされた気がしました。
「隠さないで」と手をどけられ、全部を見られる恥ずかしさに体が火照りました。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに菜々子ちゃんは高い声を上げてのけぞりました。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いて菜々子ちゃんは顔を覆いました。
(ぞくぞく)
「はぁ…もっと…」
「我慢しなくていい」
指の動きが速くなるたび、菜々子ちゃんの腰は勝手に浮き上がってしまいました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
(とろとろ、とろとろ)
「はぁ…もっと…」
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感で菜々子ちゃんは涙目になっていました。
何度目かの絶頂で菜々子ちゃんの中が強く締まり、大樹さんも低く呻いて動きを速めました。
「はぁ…頭、とけちゃう…」
「そんなに締めつけたら…」
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いて菜々子ちゃんはぶるっと震えました。
根元まで一気に貫かれた瞬間、菜々子ちゃんは声にならない悲鳴を上げて大樹さんの背中に爪を立てました。
(ぬちゅ、ぱちゅん)
「あっ…イッちゃう…」
何度も名前を呼び合って、二人の境目が分からなくなるほどでした。「そんなに…されたら…おかしくなる…」
シャワーを浴びるどころか、濡れた体のまま次のラウンドに引きずり込まれました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に菜々子ちゃんは理性を失いかけました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
(ちゅっ、とろとろ)
「や…声、我慢できない…」
「今日は離さないから」
指を二本挿し入れられ、中を掻き回されるたびに、ぐちゅぐちゅと濡れた音が大きくなっていきました。
大樹さんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
(ぎゅっ)
「だめ…そこ、弱いの…」
何度目かの絶頂で菜々子ちゃんの中が強く締まり、大樹さんも低く呻いて動きを速めました。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、菜々子ちゃんは爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
(ぎゅっ)
「んっ…あぁ…」
「もう一回、いける?」
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、菜々子ちゃんはシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
ずんずんと奥を突き上げられるたび、繋がった場所からぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴りました。
「そんなに…されたら…おかしくなる…」
何度も名前を呼び合って、二人の境目が分からなくなるほどでした。「はぁ…もっと…」
それだけの夜。でも忘れない。