眠れない(沙耶さんのこと)
……寝れない。ちょっとだけ吐き出させて。
別れたはずの元カレと、再会したその夜に。
ずっと気になっていた沙耶さんに、思い切って俺から声をかけました。
汗ばんだ肌が重なり合って、時間の感覚さえ溶けていくようでした。
やさしく、でも確かな手つきに、俺はただ身を委ねていました。
下着の縁に指をかけられ、俺は恥ずかしさに思わず腰を浮かせてしまいました。
背中のホックがぷつりと外れ、締めつけから解放された胸が彼女の目の前にこぼれ出ました。
「明かり、消して」と頼んでも、彼女は「全部見たい」と譲ってくれませんでした。
指の動きが速くなるたび、沙耶の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、沙耶は腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
(ぱんっ、ぎゅっ)
「見ないで…恥ずかしい…」
「かわいいよ、沙耶」
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、沙耶は消えたくなりました。
ESさんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
(ぐちゅ、びくっ)
「見ないで…恥ずかしい…」
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感で沙耶は涙目になっていました。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、沙耶は爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
(はぁっ)
「ESさん…気持ちいい…」
「今日は離さないから」
根元まで一気に貫かれた瞬間、沙耶は声にならない悲鳴を上げてESさんの背中に爪を立てました。
何度目かの絶頂で沙耶の中が強く締まり、ESさんも低く呻いて動きを速めました。
「んっ…あぁ…」
全身が硬直したかと思うと、次の瞬間、頭の中で何かが弾けました。
「ESさん…気持ちいい…」
一度達しても、彼女は俺を離してくれませんでした。
息を整える間もなく、二度目が始まりました。
指の動きが速くなるたび、沙耶の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、沙耶は背中を弓なりに反らせました。
ESさんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思って沙耶は息を詰めました。
(こくり)
「お願い…止まらないで…」
「そのまま、感じて」
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に沙耶は理性を失いかけました。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに沙耶は高い声を上げてのけぞりました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、沙耶は自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
(ぴちゃ)
「お願い…止まらないで…」
「もっと激しくして」と口走った沙耶に応えるように、律動が一段と速くなりました。
根元まで一気に貫かれた瞬間、沙耶は声にならない悲鳴を上げてESさんの背中に爪を立てました。
(とくん)
「んっ…あぁ…」
「今日は離さないから」
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、沙耶はシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
何度も体位を変えながら、二人は汗だくになって明け方まで求め合い続けました。
「あっ…イッちゃう…」
窓の外が白み始めるまで、俺たちは何度も互いを求め合いました。
「はぁ…もっと…」
以上、深夜のひとりごとでした。