秘密の日記・淳さんのこと
【11月3日】
今日のことは絶対に忘れたくないから、杏はここに書き残しておく。
淳さんと飲みに行ったのが、そもそもの始まりでした。
首筋を吸われて、ちりっとした痛みすら甘く感じました。
耳元でそっと名前を呼ばれるたび、体がびくりと反応してしまいました。
「明かり、消して」と頼んでも、彼は「全部見たい」と譲ってくれませんでした。
スカートのファスナーが下ろされる音が、静かな部屋にやけに大きく響きました。
彼の指がブラウスのボタンを一つ、また一つと外していくたび、私の呼吸は浅くなりました。
たっぷりと濡れたそこを指で広げられ、視線を感じるだけで達してしまいそうでした。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いて杏は顔を覆いました。
淳さんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
淳さんの舌が脚の間に潜り込み、じゅるっと音を立てて吸い上げられて、頭が真っ白になりました。
「はぁ…もっと…」
「もう一回、いける?」
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、杏は背中を弓なりに反らせました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
淳さんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思って杏は息を詰めました。
指の動きが速くなるたび、杏の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
(ぬぷっ、ぱんっ)
「だめ…そこ、弱いの…」
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、杏はもう自分の声を抑えることもできませんでした。
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
根元まで一気に貫かれた瞬間、杏は声にならない悲鳴を上げて淳さんの背中に爪を立てました。
限界を訴える淳さんに、杏は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いて杏はぶるっと震えました。
(ぬちゅ)
「あっ…イッちゃう…」
「杏の全部が欲しい」
ずんずんと奥を突き上げられるたび、繋がった場所からぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴りました。
「もっと激しくして」と口走った杏に応えるように、律動が一段と速くなりました。
何度目かの絶頂で杏の中が強く締まり、淳さんも低く呻いて動きを速めました。
ゆっくり引き抜かれてはまた奥まで沈められ、その緩急に杏は翻弄され続けました。
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感で杏は涙目になっていました。
「や…声、我慢できない…」
窓の外が白み始めるまで、私たちは何度も互いを求め合いました。「あっ…イッちゃう…」
……もう一度こんな夜が来るのかな。とりあえず今夜はこれで終わり。おやすみ。