秘密の日記・F太さんのこと
【5月2日】
今日のことは絶対に忘れたくないから、AHはここに書き残しておく。
きっかけはF太さんからの一通のメッセージでした。
やさしく、でも確かな手つきに、わたしはただ身を委ねていました。
抱き寄せられて、彼の胸の鼓動がまっすぐ伝わってきました。
「明かり、消して」と頼んでも、彼は「全部見たい」と譲ってくれませんでした。
濡れて張り付いた下着を、じれったいほどゆっくりと脱がされました。
F太さんの舌が脚の間に潜り込み、じゅるっと音を立てて吸い上げられて、頭が真っ白になりました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感にAHは理性を失いかけました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、AHは背中を弓なりに反らせました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
(ぬちゅ、びくっ)
「お願い…止まらないで…」
「そんなに締めつけたら…」
F太さんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思ってAHは息を詰めました。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いてAHは顔を覆いました。
焦らしと快感を繰り返され、AHはもう何度も軽く達してしまっていました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、AHは自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
「見ないで…恥ずかしい…」
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、AHは爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感でAHは涙目になっていました。
何度も体位を変えながら、二人は汗だくになって明け方まで求め合い続けました。
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、AHは喘ぎ続けるしかありませんでした。
(ぬるり、ぱちゅん)
「あっ…イッちゃう…」
「AHの全部が欲しい」
「もっと激しくして」と口走ったAHに応えるように、律動が一段と速くなりました。
ゆっくり引き抜かれてはまた奥まで沈められ、その緩急にAHは翻弄され続けました。
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、AHはもう自分の声を抑えることもできませんでした。
何度目かの絶頂でAHの中が強く締まり、F太さんも低く呻いて動きを速めました。
限界を訴えるF太さんに、AHは「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
(びくびく)
「だめ…そこ、弱いの…」
気持ちよさと後ろめたさが混ざり合って、涙が滲むほどでした。「奥まで…来て…」
……もう一度こんな夜が来るのかな。とりあえず今夜はこれで終わり。おやすみ。