私の散らかった部屋で起きた忘れられない話
俺は客室乗務員をしている浩之といいます。今でも忘れられない話をひとつ。
あんなに乱れた俺を見せたのは、後にも先にもあの人だけです。
友達以上恋人未満のまま、ずっとお互いを意識していました。
きっかけは紗英ちゃんさんからの一通のメッセージでした。グラスを重ねるたびに、頬が熱くなっていくのが自分でも分かりました。
雨宿りのつもりで入った私の散らかった部屋が、その後の全ての舞台になりました。背中に手を回されて、もう後戻りできないと悟りました。
やさしく、でも確かな手つきに、俺はただ身を委ねていました。
汗ばんだ肌が重なり合って、時間の感覚さえ溶けていくようでした。
「素直だね」
濡れて張り付いた下着を、じれったいほどゆっくりと脱がされました。
下着の縁に指をかけられ、俺は恥ずかしさに思わず腰を浮かせてしまいました。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いて紗英ちゃんは顔を覆いました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、紗英ちゃんは自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
(ぱんっ)
「奥まで…来て…」
「そんなに締めつけたら…」
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、紗英ちゃんは腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに紗英ちゃんは高い声を上げてのけぞりました。
指の動きが速くなるたび、紗英ちゃんの腰は勝手に浮き上がってしまいました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
(ちゅっ)
「はぁ…頭、とけちゃう…」
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いて紗英ちゃんはぶるっと震えました。
浩之さんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚に紗英ちゃんは息を詰めました。
限界を訴える浩之さんに、紗英ちゃんは「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
「ん…もっと激しくして…」
「全部見せて」
何度目かの絶頂で紗英ちゃんの中が強く締まり、浩之さんも低く呻いて動きを速めました。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、紗英ちゃんは爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
「もっと激しくして」と口走った紗英ちゃんに応えるように、律動が一段と速くなりました。
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、紗英ちゃんはもう自分の声を抑えることもできませんでした。
(きゅうっ、ぬぷっ)
「んっ…あぁ…」
達した直後の敏感な体を、それでも彼女は離してくれませんでした。「ん…もっと激しくして…」
冷めたコーヒーを二人で飲んだ朝のことを、今でも時々思い出します。たった一晩の出来事ですが、俺にとっては忘れられない記憶です。