颯太さんへの、言えない気持ち
こんなこと相談する相手もいなくて。書店員をしている早…といいます。
きっかけは本当に些細なことでした。花火大会の帰り道のことです。
颯太さんから「少し話せない?」と誘われ、断る理由もありませんでした。膝が触れ合ったまま、どちらも離そうとしませんでした。
アルコールのせいにして、あたしは少しだけ大胆になっていました。
抗う気もないまま、あたしは終電を逃して転がり込んだ相手の家へ連れ込まれました。背中に手を回されて、もう後戻りできないと悟りました。
汗ばんだ肌が重なり合って、時間の感覚さえ溶けていくようでした。
やさしく、でも確かな手つきに、あたしはただ身を委ねていました。
「全部見せて」
一枚ずつ脱がされていくうちに、隠すものが何もなくなって、心まで裸にされた気がしました。
背中のホックがぷつりと外れ、締めつけから解放された胸が彼の目の前にこぼれ出ました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に早…は理性を失いかけました。
たっぷりと濡れたそこを指で広げられ、視線を感じるだけで達してしまいそうでした。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
焦らしと快感を繰り返され、早…はもう何度も軽く達してしまっていました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、早…は自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
(ぬるり)
「もう…焦らさないで…」
「もっと乱れていいよ」
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、早…は消えたくなりました。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いて早…は顔を覆いました。
颯太さんの舌が脚の間に潜り込み、じゅるっと音を立てて吸い上げられて、頭が真っ白になりました。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに早…は高い声を上げてのけぞりました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
颯太さんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思って早…は息を詰めました。
「あっ…イッちゃう…」
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、早…は目の前がちかちかしました。
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、早…は喘ぎ続けるしかありませんでした。
何度も体位を変えながら、二人は汗だくになって明け方まで求め合い続けました。
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いて早…はぶるっと震えました。
(ずくん、ちゅっ)
「見ないで…恥ずかしい…」
「もっと乱れていいよ」
「もっと激しくして」と口走った早…に応えるように、律動が一段と速くなりました。
ゆっくり引き抜かれてはまた奥まで沈められ、その緩急に早…は翻弄され続けました。
何度目かの絶頂で早…の中が強く締まり、颯太さんも低く呻いて動きを速めました。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、早…は爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
(ぎゅっ)
「奥まで…来て…」
限界が近づいて、あたしは彼にしがみついたまま、一気に高みへと押し上げられました。「颯太さん…気持ちいい…」
書いてしまえば楽になれると思ったのに、まだ胸がざわついたままです。長くなりましたが、これがあたしの正直な体験談です。