堕ちる音
汗ばむような初夏の宵のことだった。麻衣は、抗えない何かに引き寄せられていた。
バイト先の閉店後、二人だけになった店内で。
きっかけはY介さんからの一通のメッセージでした。指先が偶然触れただけなのに、それだけで胸の奥がざわつきました。
他愛のない話をしているうちに、二人の距離は少しずつ縮まっていきました。
抗う気もないまま、あたしは出張先のビジネスホテルへ連れ込まれました。薄暗い部屋で、お互いの息づかいだけがやけに大きく響きました。
深く舌を絡めるキスに、膝から力が抜けていきました。
やさしく、でも確かな手つきに、あたしはただ身を委ねていました。
「かわいいよ、麻衣」
スカートのファスナーが下ろされる音が、静かな部屋にやけに大きく響きました。
一枚ずつ脱がされていくうちに、隠すものが何もなくなって、心まで裸にされた気がしました。
彼のシャツのボタンにあたしからも手を伸ばし、二人分の衣擦れの音が重なりました。
Y介さんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
指の動きが速くなるたび、麻衣の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
Y介さんの舌が脚の間に潜り込み、じゅるっと音を立てて吸い上げられて、頭が真っ白になりました。
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、麻衣は消えたくなりました。
(はぁっ)
「はぁ…もっと…」
「素直だね」
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いて麻衣は顔を覆いました。
Y介さんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思って麻衣は息を詰めました。
指を二本挿し入れられ、中を掻き回されるたびに、ぐちゅぐちゅと濡れた音が大きくなっていきました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に麻衣は理性を失いかけました。
「や…声、我慢できない…」
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、麻衣は爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、麻衣はもう自分の声を抑えることもできませんでした。
「もっと激しくして」と口走った麻衣に応えるように、律動が一段と速くなりました。
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、麻衣は喘ぎ続けるしかありませんでした。
根元まで一気に貫かれた瞬間、麻衣は声にならない悲鳴を上げてY介さんの背中に爪を立てました。
(くちゅ)
「もう…焦らさないで…」
「そんなに締めつけたら…」
何度も体位を変えながら、二人は汗だくになって明け方まで求め合い続けました。
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いて麻衣はぶるっと震えました。
限界を訴えるY介さんに、麻衣は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
ゆっくり引き抜かれてはまた奥まで沈められ、その緩急に麻衣は翻弄され続けました。
何度目かの絶頂で麻衣の中が強く締まり、Y介さんも低く呻いて動きを速めました。
(ぬちゅ、ぎゅっ)
「Y介さん…気持ちいい…」
何度も名前を呼び合って、二人の境目が分からなくなるほどでした。「はぁ…もっと…」
一度達しても、彼はあたしを離してくれませんでした。息を整える間もなく、二度目が始まりました。
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、麻衣は腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
Y介さんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに麻衣は高い声を上げてのけぞりました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、麻衣は背中を弓なりに反らせました。
(ぬぷっ)
「だめ…そこ、弱いの…」
「かわいいよ、麻衣」
たっぷりと濡れたそこを指で広げられ、視線を感じるだけで達してしまいそうでした。
Y介さんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思って麻衣は息を詰めました。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いて麻衣は顔を覆いました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に麻衣は理性を失いかけました。
「もう…焦らさないで…」
限界を訴えるY介さんに、麻衣は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
何度も体位を変えながら、二人は汗だくになって明け方まで求め合い続けました。
Y介さんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚に麻衣は息を詰めました。
根元まで一気に貫かれた瞬間、麻衣は声にならない悲鳴を上げてY介さんの背中に爪を立てました。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、麻衣は爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
(ぬるり)
「そんなに…されたら…おかしくなる…」
「全部見せて」
ゆっくり引き抜かれてはまた奥まで沈められ、その緩急に麻衣は翻弄され続けました。
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、麻衣はシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
何度目かの絶頂で麻衣の中が強く締まり、Y介さんも低く呻いて動きを速めました。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、麻衣は目の前がちかちかしました。
ずんずんと奥を突き上げられるたび、繋がった場所からぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴りました。
「Y介さん…気持ちいい…」
気持ちよさと後ろめたさが混ざり合って、涙が滲むほどでした。「そんなに…されたら…おかしくなる…」
夜が明けても、二人を包んだ熱はまだ冷めやらなかった。たった一晩の出来事ですが、あたしにとっては忘れられない記憶です。