5月24日の日記
【5月24日】
今日のことは絶対に忘れたくないから、涼子はここに書き残しておく。
雨宿りで入った店で相席になっただけの、名前も知らない相手でした。
涼介くんさんと飲みに行ったのが、そもそもの始まりでした。
触れ合う肌のぬくもりに、頭の中が真っ白になっていくようでした。
「そのまま、感じて」
「隠さないで」と手をどけられ、全部を見られる恥ずかしさに体が火照りました。
背中のホックがぷつりと外れ、締めつけから解放された胸が彼の目の前にこぼれ出ました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、涼子は背中を弓なりに反らせました。
焦らしと快感を繰り返され、涼子はもう何度も軽く達してしまっていました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
(ぬちゅ)
「だめ…そこ、弱いの…」
「もっと乱れていいよ」
指を二本挿し入れられ、中を掻き回されるたびに、ぐちゅぐちゅと濡れた音が大きくなっていきました。
涼介くんさんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思って涼子は息を詰めました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、涼子は消えたくなりました。
「ん…もっと激しくして…」
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、涼子はシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
根元まで一気に貫かれた瞬間、涼子は声にならない悲鳴を上げて涼介くんさんの背中に爪を立てました。
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、涼子はもう自分の声を抑えることもできませんでした。
「もっと激しくして」と口走った涼子に応えるように、律動が一段と速くなりました。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、涼子は爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
「もう…焦らさないで…」
「今日は離さないから」
ゆっくり引き抜かれてはまた奥まで沈められ、その緩急に涼子は翻弄され続けました。
涼介くんさんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚に涼子は息を詰めました。
何度目かの絶頂で涼子の中が強く締まり、涼介くんさんも低く呻いて動きを速めました。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、涼子は目の前がちかちかしました。
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
限界を訴える涼介くんさんに、涼子は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
「んっ…あぁ…」
気持ちよさと後ろめたさが混ざり合って、涙が滲むほどでした。「見ないで…恥ずかしい…」
……もう一度こんな夜が来るのかな。とりあえず今夜はこれで終わり。おやすみ。