冴子さんと。
涼介。大学生、バーテンダー。相手は冴子さん。
別れたはずの元カレと、再会したその夜に。
冴子さんの部屋で映画を観るだけ——そのはずでした。
触れ合う肌のぬくもりに、頭の中が真っ白になっていくようでした。
「隠さないで」と手をどけられ、全部を見られる恥ずかしさに体が火照りました。
「明かり、消して」と頼んでも、彼女は「全部見たい」と譲ってくれませんでした。
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、冴子は消えたくなりました。
指の動きが速くなるたび、冴子の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
「あっ…イッちゃう…」
「かわいいよ、冴子」
焦らしと快感を繰り返され、冴子はもう何度も軽く達してしまっていました。
指を二本挿し入れられ、中を掻き回されるたびに、ぐちゅぐちゅと濡れた音が大きくなっていきました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、冴子は自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
(じん…)
「あぁっ…そこ、だめぇ…」
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、冴子はシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
涼介さんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚に冴子は息を詰めました。
「お願い…止まらないで…」
「そんなに締めつけたら…」
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いて冴子はぶるっと震えました。
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
(ぱんっ)
「んっ…あぁ…」
二人ほぼ同時に上りつめて、しばらく指先まで痺れが残っていました。「あぁっ…そこ、だめぇ…」
一度達しても、彼女は僕を離してくれませんでした。息を整える間もなく、二度目が始まりました。
涼介さんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いて冴子は顔を覆いました。
「あぁっ…そこ、だめぇ…」
「そのまま、感じて」
涼介さんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思って冴子は息を詰めました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、冴子は背中を弓なりに反らせました。
「だめ…そこ、弱いの…」
限界を訴える涼介さんに、冴子は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
何度目かの絶頂で冴子の中が強く締まり、涼介さんも低く呻いて動きを速めました。
(ぎゅっ)
「あぁっ…そこ、だめぇ…」
「もっと聞かせて」
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、冴子はもう自分の声を抑えることもできませんでした。
何度も体位を変えながら、二人は汗だくになって明け方まで求め合い続けました。
ずんずんと奥を突き上げられるたび、繋がった場所からぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴りました。
(とくん)
「お願い…止まらないで…」
波が引いたあとも、僕の体はまだ小刻みに震え続けていました。「もう…焦らさないで…」
終わり。また会うかは決めていない。