気づけば私の散らかった部屋にいた
私はバーテンダーをしている香織といいます。今でも忘れられない話をひとつ。
今でもふと思い出してしまう、年末の慌ただしい時期の話をさせてください。
出張先のホテルで、たまたま隣の部屋だったF太さんと意気投合してしまいました。
偶然を装って、私のほうからF太さんを誘っていました。指先が偶然触れただけなのに、それだけで胸の奥がざわつきました。
ふとした瞬間に目が合って、そらすタイミングを失ってしまったんです。
断る言葉を探しているうちに、私は私の散らかった部屋に立っていました。そっと手を握られて、拒む気持ちなんて最初からなかったと気づきました。
髪をやさしく撫でられただけで、体の力が抜けていきました。
耳元でそっと名前を呼ばれるたび、体がびくりと反応してしまいました。
抱き寄せられて、彼の胸の鼓動がまっすぐ伝わってきました。
「明かり、消して」と頼んでも、彼は「全部見たい」と譲ってくれませんでした。
生まれたままの姿にされて、私は思わず胸と脚を手で隠しました。
スカートのファスナーが下ろされる音が、静かな部屋にやけに大きく響きました。
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、香織は腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、香織は消えたくなりました。
たっぷりと濡れたそこを指で広げられ、視線を感じるだけで達してしまいそうでした。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに香織は高い声を上げてのけぞりました。
(ぞくぞく、きゅうっ)
「奥まで…来て…」
「そんなに締めつけたら…」
F太さんの舌が脚の間に潜り込み、じゅるっと音を立てて吸い上げられて、頭が真っ白になりました。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いて香織は顔を覆いました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、香織は背中を弓なりに反らせました。
指の動きが速くなるたび、香織の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
(ぬるり)
「あぁっ…そこ、だめぇ…」
限界を訴えるF太さんに、香織は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
F太さんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚に香織は息を詰めました。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、香織は爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
ずんずんと奥を突き上げられるたび、繋がった場所からぐちゅんぐちゅんと激しい音が鳴りました。
(じん…、きゅうっ)
「や…声、我慢できない…」
「かわいいよ、香織」
何度目かの絶頂で香織の中が強く締まり、F太さんも低く呻いて動きを速めました。
ゆっくり引き抜かれてはまた奥まで沈められ、その緩急に香織は翻弄され続けました。
根元まで一気に貫かれた瞬間、香織は声にならない悲鳴を上げてF太さんの背中に爪を立てました。
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、香織は喘ぎ続けるしかありませんでした。
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いて香織はぶるっと震えました。
(ぞくぞく、ぬるり)
「あぁっ…そこ、だめぇ…」
二人ほぼ同時に上りつめて、しばらく指先まで痺れが残っていました。「や…声、我慢できない…」
この関係が正しいのかは、今でも分かりません。ただ後悔はしていません。こんな体験を人に話す日が来るとは思いませんでした。読んでくれてありがとう。