浩之という名の熱
その夜、紗英は少し強引でリードの上手い浩之の腕の中にいた。
雨宿りで入った店で相席になっただけの、名前も知らない相手でした。
「もう一軒だけ」と浩之さんに手を引かれ、気づけば二人きりでした。膝が触れ合ったまま、どちらも離そうとしませんでした。
ふとした瞬間に目が合って、そらすタイミングを失ってしまったんです。
手を引かれるまま、あたしは深夜のマンションのエレベーターのドアをくぐっていました。そっと手を握られて、拒む気持ちなんて最初からなかったと気づきました。
唇が重なると、それまで積もっていた緊張が一気にほどけていきました。
「我慢しなくていい」
「明かり、消して」と頼んでも、彼は「全部見たい」と譲ってくれませんでした。
一枚ずつ脱がされていくうちに、隠すものが何もなくなって、心まで裸にされた気がしました。
「隠さないで」と手をどけられ、全部を見られる恥ずかしさに体が火照りました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、紗英は自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
指を二本挿し入れられ、中を掻き回されるたびに、ぐちゅぐちゅと濡れた音が大きくなっていきました。
(ぴちゃ)
「はぁ…頭、とけちゃう…」
「素直だね」
指の動きが速くなるたび、紗英の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、紗英は腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、紗英は消えたくなりました。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに紗英は高い声を上げてのけぞりました。
(ふるり)
「あぁっ…そこ、だめぇ…」
何度も体位を変えながら、二人は汗だくになって明け方まで求め合い続けました。
「もっと激しくして」と口走った紗英に応えるように、律動が一段と速くなりました。
限界を訴える浩之さんに、紗英は「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
(ぬぷっ)
「そんなに…されたら…おかしくなる…」
「そのまま、感じて」
浩之さんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚に紗英は息を詰めました。
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、紗英はもう自分の声を抑えることもできませんでした。
根元まで一気に貫かれた瞬間、紗英は声にならない悲鳴を上げて浩之さんの背中に爪を立てました。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、紗英は目の前がちかちかしました。
(ぐちゅ、ぎゅっ)
「あっ…イッちゃう…」
達した直後の敏感な体を、それでも彼は離してくれませんでした。「見ないで…恥ずかしい…」
一度達しても、彼はあたしを離してくれませんでした。息を整える間もなく、二度目が始まりました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
浩之さんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
指の動きが速くなるたび、紗英の腰は勝手に浮き上がってしまいました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、紗英は背中を弓なりに反らせました。
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、紗英は消えたくなりました。
「そんなに…されたら…おかしくなる…」
「全部見せて」
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みに紗英は高い声を上げてのけぞりました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感に紗英は理性を失いかけました。
内ももを割り開かれ、下着の上からなぞられただけで、そこはもうぐっしょりと濡れていました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、紗英は自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
焦らしと快感を繰り返され、紗英はもう何度も軽く達してしまっていました。
浩之さんの舌が脚の間に潜り込み、じゅるっと音を立てて吸い上げられて、頭が真っ白になりました。
「奥まで…来て…」
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、紗英は喘ぎ続けるしかありませんでした。
「もっと激しくして」と口走った紗英に応えるように、律動が一段と速くなりました。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、紗英は爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
(ずちゅ)
「浩之さん…気持ちいい…」
「もっと聞かせて」
根元まで一気に貫かれた瞬間、紗英は声にならない悲鳴を上げて浩之さんの背中に爪を立てました。
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感で紗英は涙目になっていました。
繋がったまま抱き起こされ、体重で最奥まで届いて紗英はぶるっと震えました。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、紗英は目の前がちかちかしました。
「見ないで…恥ずかしい…」
何度も名前を呼び合って、二人の境目が分からなくなるほどでした。「あっ…イッちゃう…」
夜が明けても、二人を包んだ熱はまだ冷めやらなかった。はしたない話ですみません。でも、書けてよかったです。