記録:出張先で相席になった人
拓也くん。20代半ば、看護師。相手はみなみちゃんさん。
友達以上恋人未満のまま、ずっとお互いを意識していました。
みなみちゃんさんの部屋で映画を観るだけ——そのはずでした。
唇を割って入ってきた舌に、僕は夢中で応えていました。
耳元でそっと名前を呼ばれるたび、体がびくりと反応してしまいました。
「そんなに締めつけたら…」
一枚ずつ脱がされていくうちに、隠すものが何もなくなって、心まで裸にされた気がしました。
彼女の指がブラウスのボタンを一つ、また一つと外していくたび、僕の呼吸は浅くなりました。
背中のホックがぷつりと外れ、締めつけから解放された胸が彼女の目の前にこぼれ出ました。
舌先で乳首を執拗に舐め上げられ、もう片方も指でつままれて、みなみちゃんは背中を弓なりに反らせました。
指を二本挿し入れられ、中を掻き回されるたびに、ぐちゅぐちゅと濡れた音が大きくなっていきました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
「奥まで…来て…」
「もう一回、いける?」
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感にみなみちゃんは理性を失いかけました。
薄い布をずらされ、直接指を沈められると、ぬちゅっと恥ずかしい音が響いてみなみちゃんは顔を覆いました。
拓也くんさんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
「見ないで…恥ずかしい…」
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
拓也くんさんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚にみなみちゃんは息を詰めました。
(びくっ、ぴちゃ)
「はぁ…もっと…」
「素直だね」
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、みなみちゃんは喘ぎ続けるしかありませんでした。
腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、みなみちゃんはシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、みなみちゃんは目の前がちかちかしました。
「お願い…止まらないで…」
全身が硬直したかと思うと、次の瞬間、頭の中で何かが弾けました。「だめ…そこ、弱いの…」
それだけの夜。でも忘れない。