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桜が散り始めた春の夜の背徳

桜が散り始めた春の夜のことだった。GSは、抗えない何かに引き寄せられていた。

マッチングアプリで会ったその日に、こうなるなんて思ってもいませんでした。

E介さんと飲みに行ったのが、そもそもの始まりでした。アルコールのせいにして、あたしは少しだけ大胆になっていました。
グラスを重ねるたびに、頬が熱くなっていくのが自分でも分かりました。

断る言葉を探しているうちに、あたしは誰もいなくなったオフィスに立っていました。髪をやさしく撫でられただけで、体の力が抜けていきました。
そっと手を握られて、拒む気持ちなんて最初からなかったと気づきました。

唇が重なると、それまで積もっていた緊張が一気にほどけていきました。
唇を割って入ってきた舌に、あたしは夢中で応えていました。
「もっと聞かせて」

背中のホックがぷつりと外れ、締めつけから解放された胸が彼の目の前にこぼれ出ました。
生まれたままの姿にされて、あたしは思わず胸と脚を手で隠しました。
彼の指がブラウスのボタンを一つ、また一つと外していくたび、あたしの呼吸は浅くなりました。

たっぷりと濡れたそこを指で広げられ、視線を感じるだけで達してしまいそうでした。
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、GSは腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
うなじから背筋へと舌を這わされ、ぞくぞくとした震えが全身を駆け抜けました。
焦らすように入り口だけをなぞられ、GSは自分から腰を押しつけて「早く」とねだってしまいました。
(とくん、ふるり)
「あっ…イッちゃう…」

「素直だね」
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、GSは消えたくなりました。
乳首を軽く歯で挟まれ、甘い痛みにGSは高い声を上げてのけぞりました。
E介さんの手が両胸を鷲づかみにして、硬くなった先端を指先で押し潰すように転がしてきました。
E介さんの唇が下腹部へと下りていき、次に来る刺激を思ってGSは息を詰めました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感にGSは理性を失いかけました。
(ちゅっ)
「はぁ…もっと…」

片脚を抱え上げられ、さらに深い角度で突かれて、GSは目の前がちかちかしました。
「もっと激しくして」と口走ったGSに応えるように、律動が一段と速くなりました。
何度目かの絶頂でGSの中が強く締まり、E介さんも低く呻いて動きを速めました。
根元まで一気に貫かれた瞬間、GSは声にならない悲鳴を上げてE介さんの背中に爪を立てました。
(ずくん)
「見ないで…恥ずかしい…」
「すごく濡れてる」

腰を掴まれて後ろから深く貫かれ、GSはシーツに顔を押しつけて喘ぐことしかできませんでした。
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、GSは喘ぎ続けるしかありませんでした。
限界を訴えるE介さんに、GSは「中は…」と言いかけて、快感に言葉を飲み込みました。
上に乗せられて自分から腰を振るように促され、恥ずかしさと快感でGSは涙目になっていました。
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
(じん…)
「E介さん…気持ちいい…」

窓の外が白み始めるまで、あたしたちは何度も互いを求め合いました。「もう…焦らさないで…」

夜が明けても、二人を包んだ熱はまだ冷めやらなかった。たった一晩の出来事ですが、あたしにとっては忘れられない記憶です。

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