雪がちらつく冬の週末。
ER。20代半ば、フリーランス。相手は俊介(仮)さん。
俊介(仮)さんの部屋で映画を観るだけ——そのはずでした。
触れ合う肌のぬくもりに、頭の中が真っ白になっていくようでした。
首筋を吸われて、ちりっとした痛みすら甘く感じました。
スカートのファスナーが下ろされる音が、静かな部屋にやけに大きく響きました。
彼の指がブラウスのボタンを一つ、また一つと外していくたび、あたしの呼吸は浅くなりました。
濡れて張り付いた下着を、じれったいほどゆっくりと脱がされました。
耳を舐められながら胸を揉みしだかれ、二つの快感にERは理性を失いかけました。
敏感な芽を指の腹で円を描くように擦られ、ERは腰をびくびくと跳ねさせてしまいました。
「お願い…止まらないで…」
「かわいいよ、ER」
太ももを大きく開かされ、恥ずかしい場所を余すことなく見られて、ERは消えたくなりました。
俊介(仮)さんの舌が脚の間に潜り込み、じゅるっと音を立てて吸い上げられて、頭が真っ白になりました。
「んっ…あぁ…」
パンパンと肌のぶつかる音が部屋中に響いて、ERはもう自分の声を抑えることもできませんでした。
何度目かの絶頂でERの中が強く締まり、俊介(仮)さんも低く呻いて動きを速めました。
一番奥をぐりぐりと押し上げられると、ERは爪先までびくんと硬直して達してしまいました。
「はぁ…もっと…」
「もっと乱れていいよ」
余韻も与えられないまま次の波を送り込まれ、ERは喘ぎ続けるしかありませんでした。
汗と体液で濡れた肌がぶつかり合い、ベッドがきしむ音まで恥ずかしく響きました。
俊介(仮)さんのものがゆっくりと押し入ってくると、みちみちと押し広げられる感覚にERは息を詰めました。
(じん…、ふるり)
「あっ…イッちゃう…」
波が引いたあとも、あたしの体はまだ小刻みに震え続けていました。「あっ…イッちゃう…」
それだけの夜。でも忘れない。